世界的なNFTブームで、日本でもすでにバズワードになっている｢NFT｣。実際にNFTを購入したいと考えている方も増えてきているのではないでしょうか。
「どのNFTマーケットプレイスを選べば良いのか分からない」「どこに注目して選べば良いの？」など、NFTマーケットプレイスに関するさまざまな疑問を抱いている方も多いでしょう。
そこで今回は、NFTアートを購入出来るマーケットプレイスや買い方について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
NFTマーケットプレイスとは？
NFTによって証明されたデジタルデータや作品等を取引するプラットフォームが、NFTマーケットプレイスです。主にできることは以下の４つです。
NFTを製作・発行
製作したNFTを販売
販売されているNFTを購入
購入したNFTを販売（二次販売）
利用者はマーケットプレイスを通じて自由にNFTを取引できるということがNFTマーケットプレイスの特徴です。
NFTマーケットプレイスを選ぶポイント
ここからは、ビギナーの方でもNFTマーケットプレイスを選ぶためのポイントをいくつか紹介します。
出品数が多くホームページが見やすい海外のNFTマーケットプレイスのなかには、日本語に対応していないものもあるのでビギナーの方は注意してください。
欲しいNFTの有無
NFTマーケットプレイスは、プラットフォームごとに取り扱っているNFTのジャンルが異なります。
例えば、主にNFTゲームを扱っているマーケットでは、NFTアートを購入できません。
また、マーケットプレイスによって出品数の違いも大きいので、まだ具体的に購入したいコンテンツが決まっていない方は、出品数が多く様々なジャンルのコンテンツを扱っているマーケットを利用する方が良いでしょう。
信頼性
NFTはまだまだ新しい市場ということもありますが、新しいマーケットプレイスが増え続けています。
悪意のある利用者も存在していることから、詐欺などのトラブルの報告や、元々コピーされたアートや著作権を無視したコンテンツなども出品されていることも。
購入する際にはしっかりと情報を集め、マーケットプレイスの運営元がどこなのかをよく調べて、信頼できるか判断することが重要です。
手数料
各種手数料がどのくらいかかるのかもチェックしておきましょう。
NFTマーケットプレイスには、手数料が無料なマーケットから高額なマーケットまで存在します。
NFTアートの販売や売買で利益を上げたいと考えている方は、少しでも手数料が安いマーケットプレイスを利用することもメリットです。
利用規約
マーケットプレイスによって二次販売の可否、ロイヤリティなどに違いがあります。また、売買により金銭的な取引きをするわけですから、プラットフォームの規約をしっかりと読み、理解することはとても大切です。
NFTマーケットプレイスおすすめTop3
CoincheckNFT
大手国内取引所のCoincheck(コインチェック)が運営しているマーケットプレイス。
大手取引所が運営する国内NFTマーケットプレイスとしておすすめです。
取扱コンテンツは主にゲームアイテムやトレーディングカード
コインチェックに口座開設している方は簡単に利用できる
出品・購入手数料が無料
決済利用可能通貨が国内No.1の13種類
AdambyGMO
GMOグループの子会社が運営しているマーケットプレイス。
ほとんどのマーケットプレイスが日本円に対応されていないので、初めてNFTを購入する方にとっては使いやすいでしょう。
イーサリアムのほか日本円にも対応
クレジットカードや銀行振込で決済可能
様々なNFTコンテンツ（デジタルアート）を取り扱っている
購入したNFTを二次販売できる
Opensea
海外最大手のマーケットプレイス。
ユーザー利用者は100万人を超えており、取扱コンテンツも幅広く、約400万点以上のコンテンツが出品されているNFT最大級のマーケットプレイス。
使用できるのは暗号資産（仮想通貨）のため、円や通貨による購入は不可。また、イーサリアムのネットワーク需要によって、OpenSeaの手数料は変動するため注意が必要です。
世界中の様々なクリエイターが出品している
NFTの価格が幅広く、レアなNFTも購入できる
ブロックチェーンが選択可能
シンプルな操作で使いやすい
NFT取引のステップ
それでは、ここ口座を開設、ETHを購入します。
仮想通貨取引所で口座を開設する NFTの取引には仮想通貨 ETH（イーサ）が必要ですので、Coincheckなどの暗号資産取引所などで口座を開設、ETH を購入します。
ウォレットを作成する 購入した ETH を保管するための「仮想通貨のウォレット」を作成します。 NFT取引でもっともメジャーなウォレットが ETH 系の暗号資産ウォレットであるMetaMaskです。MetaMaskは無料で登録可能で、スマートフォンアプリと、ウェブブラウザの両方に対応しています。
購入したETHをウォレットに入金する ウォレット(MetaMask)を作成後、仮想通貨取引所(Coincheck)で購入した ETH をウォレットに送金します。
NFTマーケットプレイスのアカウントを作成 最後は、NFTマーケットプレイスのアカウント作成し、ウォレットと連携させます。 連携が完了したら、NFTマーケットプレイス内のコンテンツが取引可能となります。
まとめ
今回はNFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイントや、おすすめのマーケットプレイス、実際の購入までの流れをご紹介しました。
NFTはまだまだ新しいコンテンツですので、システムや法規制など確立されていない部分もあります。
今後さらに発展するであろうマーケットであるからこそ、取引をする際には自分自身でよく情報を集め、各NFTマーケットプレイスの特徴など理解した上で利用するようにしたいですね。
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